対談【落語を配信で演じる時や、台本を書く時に考えること】

2022/4/16 
相村亭緒花さん @gqguzcfr
芹亭小望さん とキャスで対談

【配信で落語を演じる時】

・プロの落語家でないなら、聴き手に「長いなぁ」と思わせないように短めに。
 15分前後目安。

・難しい言葉は使わない。

・いかに相手が飽きる前に、話を完結できるかを意識する。

・「間」はなるべくなくす。

・必要な「間」をもうけるのはあっていいけれども、2~3秒くらい。コンパクトに。

・配信向きとそうでない演目がある。

・話している内容が、自分でわかるかどうか。

・音を口で表現する時(蕎麦をすする音など)
 いきなりやらないで「お、うまそうだね」と言ってからやってみたり、
 うまくいかなかったらそれすらネタにしてもいい。
 とにかく、聴き手に「いま何が起こってるんだろう?」と思わせないように。

・「アマチュア」ならではのやり方を考える。

・枕は、無理に長々としゃべらなくてもいい。
 話のちょっとした説明して入ってしまっていい。

・「落語」は誰でもできる。

・最初は長い話を選ばない。

・自分で聞いたとき、話がわかるかどうか。

・とにかく「相手に伝わってるかどうか」

・落語は自由でいい。

・江戸っ子口調を無理してやる必要はなく、自分の話しやすいようにやって大丈夫。



【落語台本を書く場合】

・シナリオは、短くてもいいので、とにかく「最後」まで書ききる。

・IFシリーズ:「もし、のび太と次元大介が入れ替わったら」

・ネタはまわりに落ちている。ただ気づいてないだけ。
 会社であったこと、家族、身内、近所。

・上方落語。方言がキツいなら、なるべく緩く。
 やはり、まず考えるべきは聴き手。

・ナンセンスとギャップは大事。

・やり続けてないと、遊び心はどんどんなくなってしまう。

・お客さんが求めていること。工夫。