【登場人物】[2:1]
櫂人(19):専門学生・姉と同居。(以後、カイト)
凪海(25):カイトの姉。(以後、ナミ)
エイジ(30):カイトが憧れるロックバンドのボーカル。男も惚れるアツい男。
【本編】
― 朝、ナミの家
― 姉のナミが、カイトを起こすがなかなか起きてこない。
ナミ:カイト!何回言わせんの? 遅刻するよ!
カイト:ん……?(時計を見る)やっべ! 姉ちゃん、なんでもっと早く起こしてくんないんだよ!
ナミ:はぁ? 何回も声かけたし。蹴ったし?
カイト:くっそ!(慌てて起きる)
ナミ:アンタさぁ、学校に近いからって、ここに転がり込んできたはいいけど、いい加減、自己管理能力を身につけなー
カイト:(被せて)うっせ!
ナミ:私はお母さんじゃないんだからね! 朝ごはんは食べる時間あるの?
カイト:食ってる暇ねぇ! 途中で買う!
ナミ:ほら、サンドイッチ作ったから持っていきな!
カイト:っと!(奪う感じで)
ナミ:あっ!
カイト:行ってくる!
ナミ:こらぁ! ありがとうくらい言え!
―カイト、手を振りながら、出かけていく。
ナミ:いってらっしゃい!……ったく。
カイト(M):俺は、カイト。ドッグトレーナーの専門学校に通っている。動物は好きだし、テレビで見たドッグトレーナーに興味を持ったからだ。
……というのは建前で、本当は芝居をしたいと親に話したら反対されたから。
それからずっと、心の中の雨は……やまない。
―カイト帰宅
カイト:ただいま……。
ナミ:おかえり。
カイト:はぁ……(ため息)
ナミ:なぁに、また、ため息?
カイト:うるせぇな……
ナミ:アンタ、ここんとこ、ずっとそういう感じね。
カイト:そういう感じって?
ナミ:表情が暗いし、ため息ばっかりついてる。なんかあった?
カイト:……うまく犬に指示が伝わらない。
ナミ:うん。
カイト:先生に厳しく指導されるし、覚えることも多い。
犬の扱いに神経も体力もつかうし、勉強にもついていけない。
あ~あ、俺、ドックトレーナーに向いてねぇのかもな。なんだったらうまくいくんだろう……。
ナミ:いまは、そんなもんでしょ。怒られて、いろいろ失敗しながらも勉強して、社会に出て、経験つんでー
カイト:わかってるよ!
ナミ:イライラしてんなぁ……。
カイト:結局、何やってもダメなんだよ、俺。
ナミ:(ため息)……。あ、そうだ。今日、ライブ配信がある日でしょ。
カイト:あっ、そうだ!
ナミ:始まる前に、シャワーでも浴びてきたら?少しスッキリするよ。
カイト:浴びてくる!
―急いでシャワーを浴びに行くカイト【SEシャワー】
ナミ:もう脱ぎ散らかして(笑う)ホント好きねぇ。
カイト(M):俺の大好きなバンド。特に、ボーカルのエイジさんは憧れの人だ。あの人のように強く生きられたらっていつも思う。
―シャワーから戻ってくるカイト
カイト:浴びてきた! うっし!
ナミ:うわっ! 頭ビッショビショじゃん。
カイト:乾かしてたら、見逃す!
―二人で画面の前に座る
―ライブ配信がはじまる(ロックバンドの配信)【ME】
カイト:キタ! 最初からぶっ飛ばしてる! 超カッケー!
あ~、あの曲やってくれるといいなぁ。
ナミ:あんたの好きな曲ね。
カイト:俺の好きな曲、キタぁ!!
【ME FO】
―ライブ配信終わる
ナミ:やったね。(少し間)どう? 少しは元気でた?
カイト:(うなづく)エイジさんの曲聴くと、元気出るし、頑張ろうって思える。あ~、ライブ行きてぇ!
……エイジさんは迷ったりしねぇんだろうな。
ナミ:……カイトは迷ってんの?
カイト:え……
ナミ:芝居。
カイト:……両方の夢を叶える事は難しいから、どっちかに絞らなきゃいけないだろ。
ナミ:芝居はあきらめたの? それで納得してる?
カイト:芝居はやりたいよ。ドッグトレーナーもいい。動物好きだし。でも、どちらも努力しなきゃ仕事は手に入らない。
芝居は趣味としてやっていたけど……。
ナミ:けど?
カイト:芝居をもっとやりたい。本気でやりたいって気持ちが膨らんでいく。
いまは、自分なりに勉強してるつもりだけど、芝居は学校で学ばなかったから分からないことが多くて、壁も大きい。
というか、どっちも壁にぶつかってる……。
ナミ:カイトはさ、どっちの道に進みたいの?
カイト:いまは……芝居がしたい。でも、親には言いづらい……。
ナミ:なんで?
カイト:なんでって……、養成所通うにしても、オンラインで学ぶにしても、お金かかるし……。
親の言い分は「ハタチ(20歳)になったら、まともな仕事に就け。ドッグトレーナーなれる学校に通ってたんだから、それを活かせる仕事につけ」って。
ナミ:まぁ、大抵の親ならそういうかもね。
カイト:俺の性質的にも、親に相談しなくちゃ物事を進められない。反対されたら言い返せない。
ナミ:うん。
カイト:ドッグトレーナーにならなくても犬とは関われる。でも、ドッグトレーナーになったら親は喜ぶ……。
ナミ:親を喜ばせたい、か。
カイト:姉ちゃんだってそうだろ。
ナミ:私? まぁ、喜んでくれたらうれしいよ?
でもさ、親にとっては子どもが何歳になっても、子どもは子ども。ずっと心配の種よ。
私は体調壊して、数年働けなくて、引きこもりみたいになってた時があったし。いまも心配されてると思うよ。
カイト:そん時、何考えてた?
ナミ:私なんか居なくていいんじゃないかーとか、誰もわかってくれないとか、消えたい……とか。
まぁ、落ちるとこまで落ちたわよ。
カイト:え……。知らなかった。
ナミ:アンタは部活やらなんやらで、忙しそうにしてたもんね。
カイト:……ごめん。
ナミ:なに謝ってんの。それでいいのよ。アンタまで一緒にどんよりされたら、余計滅入っちゃう。なんてことない話をして、それがよかったのよ。
カイト:……。
ナミ:時間はかかるけど、落ちるとこまで落ちたら、あとは上がるだけ。できることからちょっとずつね。
『これがいまの自分』って、受け止められたら、少し楽になった。
カイト:そっか……。でも……。
ナミ:(ため息)カイトは、大人の顔色をうかがいすぎ。『いい子症候群』ね。
あと、カイトさぁ、自分の口癖、知ってる?
カイト:口癖?
ナミ:『でも』『自分なんて』『あ~あ』とか。
カイト:う……。
ナミ:別に責めてるわけじゃないのよ? 私もそうだったから。ただ、そういう言葉って、口に出すとホントにダメになりやすいのよ。
もっと、正直に、自分のやりたいことを声に出してみなよ。
カイト:……ドッグトレーナーにならなくても犬とは関われるし、訓練士に教わったことでも、ペットとして飼った犬に教える事はできる。
だから、いま勉強していることは、将来、自分の力でもやれると思うんだ。
でも、芝居は、趣味だけじゃ物足りない。別に、有名になりたいわけじゃない。
俺の芝居を誰かに見てほしい、聞いてほしい、色んな人に届けたい……。
ああ、くそっ、やり直してぇ!
ナミ:そこまで思ってるなら、やり直すんじゃなくて、いまからやればいい。
カイトの芝居に対する真剣な思いを、お父さん、お母さんに話して、そのために、いま、どんなことをしているのかを何度も伝えたりー
カイト:(被せ気味に)何度も伝えたよ!……伝えたけど、『それを仕事にして、ちゃんとやっていけるのか』っていうひと言でおわり。
ナミ:アンタ自身が暗い表情して、気持ちがブレてると負けちゃうんだよ?
カイト:う……。
ナミ:あと一歩が踏み出せないんだなぁ。
(ちょっと考えて)……ねぇ、ライブ、行ってみる?
カイト:え?
ナミ:エイジさんのライブ。来週末の土曜日にあるよ。
カイト:え、い、行きたい!
ナミ:生で見てみなよ。何か感じることがあるかもよ。
そんで、もし話せそうなら話そう。
カイト:エイジさんと? 話せるの?
ナミ:話せるよ? 声かければ。
カイト:何を話したら……
ナミ:そのくらい、自分で考えなさいよ。
―ライブハウスにて
【MEライブハウスの雰囲気】
【ME FO】
カイト:すげぇ!ライブハウス初めて来た!(きょろきょろとあちこちを見る)
あ、グッズ販売してる!このリストバンドいいなぁ。
これ、はじめて見るデザインだ。すげぇ。
ナミ:好きなもの買いなよ。奢ってあげる。
おススメは、もちろんレコ発!!
ほい、飲み物。
カイト:やった!
ナミ:ほら、エイジさんたちの出番だよ。
【ME】
―ロックバンド演奏開始~演奏終了
カイト:すげぇ、すげぇ。明日、死んでも悔いはないって感じの……。
殴られた気分。興奮がとまらねぇ。
ナミ:あ、こっちに降りてきたよ。声かけよ。
カイト:えっ!
ナミ:エイジくーん!
エイジ:よぉ、ナミ。来てくれてありがとな!
ナミ:うん。今日もかっこよかったよ。
カイト:え? え?
ナミ:あ、これ、私の弟の「カイト」
エイジくんの大ファンなの。
いつも、一緒にライブ配信を見てて、今日、ライブハウスに来たのがはじめて。
エイジ:そっか。ありがとな。
カイト:あ、はい! ……って、ちょっと待って!
姉ちゃん、知り合いなの?
エイジ:時々、ライブに来てくれんてんだよ。
カイト:えー! いつの間に! ずりぃ!
ナミ:ごめんごめん。でも、アンタまだ高校生だったしさ。
それより、ちゃんと自己紹介しなさいよ。
カイト:あ、えと、俺、『櫂人(カイト)』って言います。
いつもエイジさんの曲から力もらってて、憧れてて、なんていうか、その……。
緊張して言葉がでない……。
エイジ:あの、空にあげる『カイト』か?
カイト:え?
ナミ:凧揚げの凧のことかって。
カイト:あ、そっちじゃなくて、船をこぐオールの……。木偏に羽と、その下に、進むっていう漢字の……。
ナミ:こういう字(書いてみせる)
エイジ:ああ。
ナミ:この漢字ね『鳥』を表すんだって。それで『鳥が羽を広げて飛び立とうとしている様子』。
エイジ:いい名前じゃねぇか。空も飛べる、水の上も進める。
カイト:あ……
ナミ:ほら、聞きたいことがあるんでしょ?
カイト:ちょっ……、姉ちゃんは黙っててくれよ!
ナミ:はいはい。じゃ、ちょっと席はずしまーす。
―カイトとエイジ、二人になる。
カイト:あの、エイジさんは、こういう『表現する道』を行くって決めて、上京してきたんですよね。
エイジ:ん? ああ。
カイト:その……、親に反対はされなかったんですか?
エイジ:大賛成ってわけじゃなかったけど、すげぇ反対された記憶はないな。
カイト:そう、ですか……。
エイジ:というか、俺がハッキリ決めてたから。テメェの人生はテメェで決める。
『やる!音楽でぜってぇ生きていく!』って。
何を言われても、どうなっても、やってみせるって。
カイト:強いんですね……。
エイジ:別に強かねぇよ。ただ、本当に叶えたいなら、どうにかしてやっていくと決めて進むんだよ。
なんだ? カイトもやりたいことがあんのか?
カイト:(小声)えっと……、し、芝居をやりたいです。
エイジ:え? もっとハッキリ言ってくんねぇ?
でないと聞こえねぇんだわ、こんなか。
(本当は聞こえていたが、カイトにはっきり言わせるため)
カイト:芝居をやりたいです!
エイジ:へぇ、いいじゃねぇか。
カイト:でも、どうしたらいいかわからないんです。
親にも反対されてるし。失敗したら後悔するだろうし。
エイジ:オレも無責任なことは言えねぇけどよ。やらないで後悔するよりは、やってから後悔する方がいいと思うけどな。
俺は、できなかったのを人のせいにはしたくない。
自分のやりたい道を進んでいくってことは、自分で全責任をもつことなんだよ。
失敗しても、誰にも文句は言えねぇ。だから勇気もいるし、覚悟もいる。
カイトには、その「覚悟」があるのか?
カイト:覚悟……。
エイジ:みんな、自分がどうあるべきかいつも探している。ためらって、悩んで、苦しんでー。それって悪いことじゃないと思うぜ。人間ってそういう生き物だろ。そうやって成長していくもんじゃねぇの? 人が人として成熟していくプロセス。それがどういう形であれ、オレはイイと思う。
カイト:でも、俺もがいても、全然進めない……です。
エイジ:進もうとはしてんだろ?
カイト:……。
エイジ:カイト!
カイト:は、はい!
エイジ:そのオール、自分で漕がねぇと前に進めねぇぜ。
カイト:あ……。
エイジ:いい名前もらったじゃねぇか。親がそういう願いをこめてつけたんじゃねぇか?
お前の船なんだぜ? お前のオールで、海原を切り裂いて前進していけよ。
カイト:俺に……、俺にできるんでしょうか。
エイジ:できるんでしょうか、じゃねぇ。やるんだよ。
お前、変わりてぇんだろ?
カイト:はい。
エイジ:腹くくって、何かしらのアクションを起こせば、お前ん中に、変化は起きると思うぜ?
カイト:変化……。
エイジ:なぁ、俺の名前も、いい名前だろ? 意味。
カイト:は……。『エイジ』……『時代』ですか!
エイジ:時代を追いかけんじゃねぇ。『時代を作る』んだよ。一生懸命やれ。でないと、あっという間に流されちまうぞ。
カイト:一生懸命……。
エイジ:一生懸命って「カッコ悪い」とか思ってるか?
カイト:いや、そんなことは……。
エイジ:お前は、『一生懸命やります』って言ったことあるか?命をかけて、本気で物事に打ち込むって。
カイト:……。
エイジ:声に出して言えよ?
―エイジ、仲間から呼ばれる。「エイジ!」
エイジ:おう!……っと、呼ばれたわ。悪ぃ、オレ、行くわ。
カイト:あ、はい……。
エイジ:また時間あったら、遊びに来てくれよな。
カイト:はい!来ます! ありがとうございました!
―ナミ戻ってくる。
ナミ:話、終わった?
カイト:うん。
エイジ:ナミもありがとな。
ナミ:うん。カイトの話、聞いてくれてありがと。
エイジ:じゃ……(エイジ、行きかけるも振り返って)カイト!
カイト:はいっ!
エイジ:もう一回言っとく。
そのオール、自分で漕がねぇと前には進まねぇからな。
カイト:はい。
エイジ:じゃあな。
ナミ:またね!
―ライブハウスから出るナミとカイト
【SE小雨】
ナミ:ありゃ、雨、降ってきた。
カイト:姉ちゃん。
ナミ:ん?
カイト:エイジさん、すげぇ迫力で圧倒されちゃったよ。
俺も、あんなに強く生きられのか……。
ナミ:エイジくんだって、いろんなことがあって、転んで、落ち込んで、泥だらけになって、また立ち上がって、がむしゃらに前に進むー、の繰り返しだと思うよ。
カイト:なんでわかるんだよ。
ナミ:あの人が好きな曲のひとつにね「虹」っていうのがあるの。
「薄い氷を割らないように 下を向いて歩く僕は 簡単に虹を見落とした
迷わずにすむ道もあった どこにでも行ける自由を 失う方がもっと怖かった
間違いとか すれ違いが 僕らを切り離したって
僕らはまた 今日を記憶に変えていける」(ELLEGARDEN /虹より)
すっごくいい歌。私も大好き。
それに、エイジくんが作った曲を聴いてたら、わかる。
そう生きてこなきゃ、絶対生まれてこなかった歌って感じがするもん。
あんたさぁ、エイジくんの歌「好き」って言ってるけど、ちゃんと聞いてる?
カイト:聞いてる……つもりだった……
ナミ:心で聴いてごらんよ。
カイト:姉ちゃん……
ナミ:なによ。
カイト:エイジさんのこと好きなの?
ナミ:え?好きだよ?みんな好きでしょ?
カイト:そういうんじゃなくて……
ナミ:ったく、そういうことだけはわかるんだねぇ。
向こうは鈍いったらありゃしない。
ま、わたしがどうこういったって、なんとかなる相手じゃないもん。
そのくらいわかってる。だから応援してる。
カイト:いいの?
ナミ:いーの!うるさい!
それより、カイトの中に降ってる雨は、どうしたらやむと思う?
カイト:わかんねぇ……。
ナミ:泣いてもいい。迷ってもいい。立ち止まってもいい。ただ怖がってあきらめたり、引き返したりはしないで。
カイト:俺にできるのかな。
ナミ:できるよ。やろうとすれば。その雨は、自分でとめるしかない。
雨がやんだら日が差してくる。
その時、何が見える?その一瞬を見逃さないために上を向いて。
壊れたら、また作ればいい。転がってぶつかった分だけ、カイトは強くなれる。
カイト:……。
ナミ:それに、もうカイトは前に進みたいと思ってる。そのために、今日ここに来たんでしょ?
カイト:同じようなことを……。
ナミ:ん?
カイト:同じようなことを、エイジさんにも言われた。
ナミ:そっか。
カイト:姉ちゃん……。
ナミ:ん?
カイト:俺、何からはじめたらいい?
ナミ:それ、人に聞くかぁ?
カイト:う……。
ナミ:ま、そう簡単にレッツゴーとはならないよねぇ。
じゃあ、このお姉さまが、お父さん、お母さんに一緒にお願いしてあげよっか?
カイト:……いや、自分で言ってみる。何度も。
ナミ:よーし、よく言った!
もし『一緒にお願いしてほしい』って言ったら、ぶん殴ろうかと思ってた。
カイト:こわっ!
―二人、笑う。
カイト:あ、雨。
ナミ:ん? やんだ?
カイト:やんだ。
ナミ:雨、やんだ~!
カイト:おっきい声で言うなよ。恥ずかしい。
ナミ:カイトの雨、やんだ!
カイト:は? 酔ってんの?
ナミ:カイト! 舵を取れ! オールを漕げ!
カイト:やめろよ、恥ずかしい。
ナミ:恥ずかしくない! カイト! 出発~?
カイト:……進行! って、恥ずかしいって!
ナミ:(笑う)
……姉ちゃんさ、カイトのこと応援してるから。
カイト:ん……。(ぼそっと)ありがと。
ナミ:はい? もっとおっきな声で言ってくんねぇ?
でないと聞こえないんだわっ(エイジの真似)
カイト:あー、もう! ありがとうございます!
ナミ:ふふ。帰ろっか。
……きっと、あの空には、虹がでてるよ。
【終演】
2021年12月27日(月)あさがやドラム「マッチング朗読会Vol.2」脚本家として参加
ノーカット版